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ドヴォルザーク 管楽セレナード(ケルテス)

 CD

 ■ A・ドヴォルザーク作曲/管楽セレナード

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 ▲ I・ケルテス指揮/ロンドン交響楽団

 1968年録音。

 「10本の管楽器とチェロ、コントラバス」のための作品。

 管楽器の編成は以下の通り。

  オーボエ 2
  クラリネット 2
  ファゴット 2
  コントラ・ファゴット 1
  ホルン 3

 ブラームスのセレナード第2番とは違って、弦楽器(チェロとコントラ・バス)はあくまでサポートで、管楽器メインの曲。

 4楽章形式。華やかなフルートやトランペットは加わっていない。

 管楽合奏と言えど、当然のことながら昨今の『吹奏楽』よりも、モーツァルトのディヴェルティメントなどに近い。

 同じ作曲者の弦楽セレナーデに比べると、田舎っぽい鄙びた味わいもある、民族的な趣の強いドヴォルザークの音楽。

 このケルテスも室内アンサンブル的なリラックスした雰囲気の演奏。このくらいのラフな感じがこの曲には合っていると思う。

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