都響定期(フルシャのマルティヌー)
東京都交響楽団 第774回定期演奏会
サントリーホールにて。
指揮:ヤクブ・フルシャ
マルティヌー作曲/交響曲第4番
マルティヌー作曲/カンタータ「花束」
マルティヌー2曲という渋いプログラム。いずれも初めて聴く曲。
ちなみに、フルシャ氏は国際マルティヌー協会の会長だそうです。
前半の交響曲は3管編成。ダイナミックで晴れやかな気分の中にも、もやもやとした影があり、民族色は薄い。
後半の「花束」が素晴らしく良かった!
小編成のオーケストラと独唱、合唱。児童合唱は民族衣装(?)を着て登場。8曲から成るカンタータ。
管楽器は変則2管。ピアノ2台、打楽器、ハーモニウム(小型オルガン)。
音楽は民族色が濃く、また力強い土俗性も感じる。
題材となった民俗詩は「花束」というタイトルのイメージとは違い、ブラックでありシニカル。
日本語字幕が付いていたのが嬉しく、音楽共々本当に楽しめ、これが聴けたので今日は大満足。
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