PMFオケ東京公演
PMFオーケストラ 東京公演
サントリーホールにて。
指揮:佐渡裕
バーンスタイン作曲/「キャンディード」序曲
チャイコフスキー作曲/ロココの主題による変奏曲(独奏:セルゲイ・アントノフ)
ショスタコーヴィチ作曲/交響曲第5番
元々、当初振る予定だったマゼール目当てで買ったチケット。
コンサートと言うよりも『発表会』という雰囲気が強い。
コンサートマスターが登場すると、オケのメンバーから喚声が上がる。演奏後に指揮者が各パートのメンバーを起立させた時も同じ。
知り合いを見つけたのか客席に手を振ったり、演奏前にステージ上から客席の写真を撮ったり、最後は抱き合って互いの健闘を讃える。
寝食を共にして(?)音楽を作ってきた仲間との成果発表。その思いは伝わってきます。
こういう場に佐渡さんは適任。「キャンディード」はさすがだし、BPOでも振ったショスタコーヴィチが聴けたのもよかった。
言ってもアマチュアで期間限定のオケ。正直「?」なところもあったし、あくまで『個』の集まりといった印象なのだけれども、あのマゼール氏だったら、このオケをどのようにコントロールしただろうか、本当に聴いてみたかったです。
PMFオケは初めて...と思っていたら、2004年にゲルギエフの指揮で聴いていました。曲目は同じくショスタコーヴィチ作曲の「交響曲第11番」。
ただ、その時は今日のような『発表会』感は抱かなかったように記憶しています。指揮者が違うからだろうか...。
| 固定リンク
コメント