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都響(ミンコフスキのビゼー)

note 東京都交響楽団 「作曲家の肖像」シリーズ

 東京芸術劇場にて。

  指揮:M・ミンコフスキ

  ビゼー作曲/交響曲「ローマ」
  ビゼー作曲/「アルルの女」組曲 第1、2番

 「アルルの女」でこんなに盛り上がるとは...

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 「ローマ」冒頭のホルンから本当に素晴らしい『音』が聞こえてきて、全編この(ありきたりに言ってしまえば『フランス的』な)サウンド感、色彩感が見事。その昔、都響と言えばフランス音楽だったよなぁ...

 この「ローマ」は無名な曲ではあるけれども、瑞々しい抒情性を持った明快な音楽は、有名なハ長調の交響曲にも引けを取らないように感じた。

 「アルルの女」は活き活きとした音楽の一方、「鐘」の中間部(フルートのデュエット)では繊細な表情を見せ、また、弱音による静けさを強調した「アダージェット」。

 ただ、決して構えることがない、自分自身の音楽。

 アンコールの1曲目は「カルメン」前奏曲。これは予想通りで、拍手が鳴り止まない中、ミンコフスキ氏、コンサートマスターの矢部さんに向かって何やら指示。

 団員が慌てて譜面やら楽器を準備して(急遽?)「ファランドール」をもう1回。

 内声部を強調したりダイナミックを変化させたりと、おそらく打ち合わせ無しの即興的なものだったのだろけれども、オケがきちんとそれに付いてきたのはさすが。

 名のある指揮者ではあるけれども、どんな感じなんだろうかと半信半疑だったけれど、とても満足でした。

 演奏後のミンコフスキ氏は上機嫌のようで、また客演してほしいけれども、お忙しいのでしょうね。

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