都響定期(コルンゴルト)
東京都交響楽団 第771回定期演奏会
サントリーホールにて。
指揮:マルク・アルブレヒト
メンデルスゾーン作曲/ピアノ協奏曲第1番(独奏:サリーム・アシュカール)
コルンゴルト作曲/交響曲 嬰へ調
コルンゴルトの交響曲はCDで聴いたことはあるものの、今一つピンと来ず(ヴァイオリン協奏曲は好きなんだけど)、なので若干足が重かったコンサート。
しかし、聴きに行って大正解!面白い!!
『映画音楽的』と片づけるのも安易かもしれないけれど、ジョン・ウィリアムズをさらにモダンに、またシリアスにしたような音楽。
はっきりと「コルンゴルト→J・ウィリアムズ」という流れを感じる。
全編、映像を付けられそうだけれども、終楽章などは「ハリー・ポッター」の音楽にそのまま使えそうでもある。
という訳で私は十分以上に楽しめたけれども、演奏も含めてのこの『分かりやすさ』は、純粋な(いわゆる)『クラシック・ファン』からすると、どうなんだろう...とも思ったりする。
何はともあれ、CDをもう一度聴き直したいです。
前半のメンデルスゾーンは初めて聴いた曲だけれども、これもいい。アンコールは「トロイメライ」。
ピアノのアシュカールさん、シャイーの指揮でこの曲を録音しているようです。
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