シチェドリン お茶目なチャストゥーシュカ(コンドラシン)
CD
■ R・シチェドリン作曲/お茶目なチャストゥーシュカ(管弦楽のための協奏曲第1番)
▲ K・コンドラシン指揮/モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
1964年録音。
ベースとパーカッションのリズムに乗って、管楽器が短いフレーズを次から次へと即興的に吹いてゆく。ポップス的なティストがある。
そうこうするうちに、リズムのパターンが変わりラテン音楽風。トランペットの気ままなメロディがいい感じ。
大きな流れを作るというより、様々な登場人物が次から次へと登場してくる。
最初から最後までテンポは一切緩まず、そしてエンディングへ向けてどんどん加速し、ポーズを置いての不協和音で曲を閉じる。
このコンドラシン盤はハイ・テンション、音楽の勢い。一気呵成に進む。そして最後は全員で全力疾走。足がもつれるながらも、全員でゴールへなだれ込むのだ。
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