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J・シュトラウス ウィーンの森の物語(アンドレ・リュウ)

DVD

 ■ J・シュトラウス作曲/ワルツ「ウィーンの森の物語」

 A_riew

 ▲ アンドレ・リュウ指揮/ヨハン・シュトラウス・オーケストラ

 オーストリアの民族楽器、チターの旋律が印象的なこの曲。

 この演奏の立役者は芸達者な(?)、そのチター奏者。

 チターが登場するのは最初と最後だけで、途中は何もすることが無いのだけれども、その間、小ネタを次から次へと突っ込んできて、会場を沸かせるのだ。

 W4

 「あ~、退屈だ」

 W3

 「ねえ、ねえ、カノジョ。これ終わったら食事に行かない?」

 W5

 「ちょっと、マジメに弾いてもらえる?」(by 団員一同)

 正統(?)クラシック・ファンは眉をひそめるのかもしれないけれど、「音楽は楽しむもの」という割り切り。

 何も考えていないのではない。それはそれ、これはこれ。それがシュトラウスの音楽だと思う。

 華やかな雰囲気も含め、本家ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートよりもはるかにリラックスした雰囲気のコンサート。

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