シベリウス ポヒョラの娘(デイヴィス)
CD
■ J・シベリウス作曲/交響詩「ポヒョラの娘」
▲ C・デイヴィス指揮/ロンドン交響楽団
2000年録音。
フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」に基づく「交響的幻想曲」。
楽器編成にコルネット、トランペットが2本づつ使われているのはシベリウスの作品としては珍しい(この曲だけ?)。
知名度は低いけれども、個人的には大好きな曲。
最初に聴いたのはバルビローリ&ハレ管によるLP。これを聴いてこの曲に興味を持ったのだけれども、金管の荒々しい響きなどは魅力的だけれども、やや一本調子な印象もある。
このデイヴィス盤は曲想の変化を見事に表現している。
冒頭は何ともシブいチェロのソロに始まり、遅いテンポで素晴らしく幻想的なムードを醸し出し、また、スケール感もある素晴らしい演奏。
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