区歌
その昔、××市吹奏楽団の定期演奏会を聴きに行ったときのこと。
ステージ上に団員が並び、チューニング終了。おもむろに指揮者が登場(会場から拍手)。
タクトを振り下ろして曲が始まる...「??」
どうも、プログラムに記載されている曲とは違うようだ。曲目変更があったのだろうか。
その曲が終わったところで司会者登場。
「ただ今の演奏は『××市民歌』でした。さて、今日のプログラム1曲目は...」
その楽団では、演奏会の冒頭に『市民歌』を演奏するのが習わしになっていたのだった。
閑話休題。
私の地元であるN区で新しく「区歌」を作ることになったそうです。
現在の区歌は63年前に制定されたものの、「40年ほど前までは小・中学校の行事で歌われることもあった」が、現在は「ほとんど歌われておらず、今の時代に合わない」とのこと。
ちなみに、私はN区に半世紀以上住んでいて、小・中学校は区立校に通っていたけれども、区歌の存在はこのニュースで初めて知ったし、未だかつて見たことも聴いたことも、もちろん歌ったことも演奏したこともない。
これまで放置されていた「現区歌」の立場は...とも思うけれども、この際、全国に知れ渡るくらいの、強烈なインパクトのある区歌なり、区のテーマ曲を作ってほしい。
ちなみに、東京23区では江東区を除く22区で区歌があるそうです。
| 固定リンク
コメント
時々演奏会に伺う「**市青少年吹奏楽団」の演奏会では、必ず冒頭で「わが町**」という市民の歌を演奏していますね。
今年になって「全国 都道府県の歌・市の歌」(東京堂出版)が出版されましたが、その中にN区の区歌が収録されているか否か。我が街の図書館にも蔵書としてありますが、価格が5880円と高価なために禁帯本となっており、貸し出しを受けることが出来ないため、まだじっくりと読んだことはありません。
以前、多摩地域の市歌・市民歌について調べたことがあります。結構有名な作曲家の歌もありますね。
八王子市…山田耕筰 作詞は北原白秋
武蔵野市・羽村市…中田喜直
三鷹市…芥川也寸志
府中市…平井康三郎
福生市…團伊玖磨
西東京市…小椋佳
瑞穂町…斎藤高順
この中で最も古いのは八王子市で昭和11年の制定。
いまでも歌われているのでしょうかね。
我が街でも、現在歌われている市民歌とは別に、以前、市が宇崎竜童氏に依頼してイメージソングを作曲してもらった経緯がありますが、全く現存されていないようです。
新しいN区の区歌が、長野県歌「信濃の国」のように、区民であれば、必ず歌える曲になれば良いですね。
投稿: T.C | 2013/09/10 19時22分
そうそうたる顔ぶれですね。
全国だったら、もっと色んな名前が出てくるんでしょうね。
誰が作曲するにせよ、広く、忘れられない曲にしてほしいです。一時的な話題作りではなく。
投稿: S | 2013/09/10 20時55分