ホルスト 日本組曲(ボールト)
CD
■ G・ホルスト作曲/日本組曲
▲ E・ボールト指揮/ロンドン交響楽団
1.前奏曲-漁夫の歌
2.儀式の踊り
3.人形の踊り
4.間奏曲-漁夫の歌
5.桜の木の下の踊り
6.フィナーレ-狼の踊り
日本人の舞踏家、伊藤道郎の依頼により作曲。ホルストは日本のメロディを知らなかったために、伊藤氏から口笛で(!)教わったという。
これが一体どんな曲かと恐る恐る聴いてみると、素材に拠るのだろけれども、意外に普通に『日本的』だったりして、とんでもなく変な方向を向いている曲ではない。
「桜の…」では、「♪ねんねんころりよ、おころりよ」という、「江戸子守唄」のメロディが使われていて、この旋律がハープを背景に奏されるところなど、なかなかいい雰囲気が出ている。
しかし、口笛からの採譜で、よくこれだけの曲を作ったものだと感心する。
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