A・リード アレルヤ!(フェネル&ダラスWS)
CD
■ A・リード作曲/アレルヤ!ラウダムス・テ
▲ F・フェネル指揮/ダラス・ウインド・シンフォニー
1993年録音。吹奏楽による賛美歌。私が生まれて初めて演奏したリード作品がこの曲。
氏の作品に多い3部形式(ABA)ではなく、「ABCBA」というシンメトリックな構成になっており、「C」のリズムを伴った行進風の音楽がアクセントになっている。
「B」の再現(ここは素晴らしい!)でオルガンが加わり、ひたすら上へ上へと昇って行くような音楽。
演奏時間6分の曲であるけれど、隙のない見事な音楽だと思う。
金管はかなりキツそうだし、大人数のシンフォニック・バンドの余裕のあるサウンドで聴きたい。
フェネルはスッキリとした曲作り。オルガンはシッカリと聴こえてきます。
オルガン付きの吹奏楽曲を集めたアルバム。「ローマの権力とキリスト教徒の心」(グレインジャー作曲)は、『初録音』の記載があります。
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