サヴァリッシュ氏追悼(TV)
サヴァリッシュ氏追悼(録画)
「このコンサートがN響を振る最後の機会になるかもしれない」ということを団員も聞いていたらしいけれど、サヴァリッシュ氏ご本人も、その意識はあったろうと思う。
ベートーヴェンの第7交響曲が終わった後の表情は、「ありがとう」なのか「さようなら」なのか...。
元気なころの映像を観ると、いわゆる『正統派』として本当に素晴らしく、しかし当時は、カラヤン、バーンスタイン、ベームをはじめとする大物がまだ現役であった時代、あえて「サヴァリッシュを」とはならなかったように思う。
もう少し遅く生まれていれば、例えば今現役バリバリならば、ラトルなどと同じ世代であれば、また違った評価になっていたのではなかろうか。
合掌...。
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