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CD
■ M・ラヴェル作曲/「ダフニスとクロエ」第2組曲
▲ E・アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団
1960年録音。コーラスは無し。
「夜明け」に関しては、まず最高の演奏ではなかろうか。
密かに囁くような木管楽器の動きにチェレスタの音が重なり、やがて低音(バッソン)にテーマが現れる...ここまでで『決まり』。
鳥の囀りと共に空は明るみ、音楽は頂点へ向かってゆく。
単なる自然現象を描写したものではない、そこにいる主人公のドラマなのだ(ブリテン作曲のオペラ「ピーター・グライムズ」の「夜明け」のように)。
2013/01/30 ラヴェル | 固定リンク
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