グリエール 交響曲第1番(ダウンズ)
CD
■ R・グリエール作曲/交響曲第1番
▲ E・ダウンズ指揮/BBCフィルハーモニック
1992年録音。
作曲者が学生時代に書き始め、25歳の時に完成された最初の交響曲。
一般的な4楽章形式。第2楽章(Allegro molto vivace)は4分の5拍子が主体。
西欧的でありつつも、グラズノフのような素朴なロシア情緒があり、『若書き』という感もあるにしても、これが意外に楽しめる。メロディもいい。
ドラマチックで濃厚な展開は無いけれど、コンパクトにまとまっているので、気楽に楽しめる音楽だ。
ちなみに、グリエールはウクライナ生まれで、父親はドイツ人、母親はポーランド人(ベルギー系と書かれているものもある)。ロシア人の血は入っていないそうです
カップリングは「赤いけしの花」組曲。
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