ブリテン ソワレ・ミュージカル/マチネ・ミュージカル
CD
■ B・ブリテン作曲/「ソワレ・ミュージカル」「マチネ・ミュージカル」
いずれも、ロッシーニ作品をベースにした5曲から成る組曲。
◆ ソワレ・ミュージカル(1936年)
1.行進曲
2.カンツォネッタ
3.チロレーゼ
4.ボレロ
5.タランテラ
◆ マチネ・ミュージカル(1941年)
1.行進曲
2.夜想曲
3.ワルツ
4.パントマイム
5.常動曲
難解なところがない親しみやすく楽しい音楽だと思うのだけれど、録音の数は少ないようです。
以下は2曲収録されたCD。ボニング盤、ボールト盤はオススメです。
▲ R・ボニング指揮/ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
1981年録音。
「ブリテン作品」というよりも「バレエ音楽」として捉えているのだろうけれど、明るいサウンドで、ストレートにこの曲を楽しませてくれる。イチ推し。
▲ A・ギブソン指揮/イギリス室内管弦楽団
1983年(?)録音。
明るく華やかな雰囲気の演奏。
ただ、エコーの効いた録音もあってか、響きが厚ぼったく(厚化粧)、いかんせん重い。これは、カップリングの「マチネ・ミュージカル」も同じ。
▲ A・ボールト指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1956年録音。
どことなく垢抜けない、ドタバタした雰囲気が楽しめる。オケもそんなに『上手』な感じがしないのも、逆に雰囲気を出している。
上手くまとめるというよりも、プレイヤーがこの音楽を楽しみながら演奏しているような味わいがある。
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