コープランド エル・サロン・メヒコ(バーンスタインの旧盤)
CD
■ コープランド作曲/エル・サロン・メヒコ
▲ L・バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
1962年録音。昔は「酒場メキシコ」という訳もあったけれども、実存するの酒場の店名、要は固有名詞なので「エル・サロン・メヒコ」というのが適切。
演奏だけを聴くと、8分音符を基調としたリズム(変拍子)で楽譜が書かれているようなのだけれども、4分の4(や、4分の3)拍子で書いている部分もあり、ややこしい譜割りになっている。
吹奏楽に編曲された版で演奏した(吹いた)ことがあるのだけれども、指揮者は「譜割を変えて」振っていた様に記憶している。
その昔は「ロデオ」組曲の「カウボーイの休日」などと共に、吹奏楽で演奏される機会が多かったけれども、そのリズムの難しさ故か、最近では演奏機会は減ってきているように感じる。
私が最初に聴いたのが、このバーンスタインの旧録音盤で、今もってこれが自分にとってはダントツの1位。
ギラギラしたメキシコの太陽、砂っぽさまで感じる演奏(メキシコには行ったことがないけれど...)。最初のトランペットのソロは『酔っ払い』そのもの。
その後、いくつもの演奏を聴いたけれども、これ以上のものには出会っていない
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コメント
お久しぶりです。
懐かしいですねぇ~。34年前、自分はこの曲が某吹奏楽団でのデビュー曲です。楽器を初めて4年目の自分にとって、この曲は非常に衝撃的でした。この曲のおかげで、その後少しは、変拍子に免疫が出来た様に思います。
確か、当時聞いた、本人指揮による演奏が非常に重くイメージが掴めなかった様に記憶しています。今、聞けば違うんですかねぇ~。
余談ですが、先週、アルチュニアンが、お亡くなりになりました。合掌
投稿: Q | 2012/04/05 08時07分
私は入団2年目でした。
それまでは普通の曲しか演奏してこなかったので、いきなりのこれは強烈で、何が何だか分からずに、必死に吹いていたような気がします。
あと、この時の演奏がコープランドを聴き始めるきっかけだったかも。
投稿: S | 2012/04/05 21時35分