J・ウィリアムズ 映画「E.T.」サントラ盤
CD
■ 映画「E.T.」オリジナル・サウンドトラック盤
作曲者のJ・ウィリアムズの指揮による演奏。
サントラ盤にも何種類かあるようだけれども、私が所有しているのは、LPをそのままCD化したもので、約40分にまとめられたハイライト盤。
収録曲は以下の通り。
1.遥か300万光年の彼方から
2.ひとりぽっちのE.T.
3.E.T.と僕
4.ハロウィンの日
5.E.T.のテーマ(フライング)
6.E.T.フォーン・ホーム
7.オーヴァー・ザ・ムーン
8.E.T.脱出作戦~さよならエリオッット(地上の冒険)
冒頭、ピッコロのソロで静かに始まる。宇宙の広がりを感じさせるオープニング。
このモチーフが全編で変奏され、「3」ではハープによって、「8」のエンディングではホルンで壮大に演奏される。
演奏時間15分を要する「8」では、これまでに現れたメロディを組み合わせて、フィナーレへ向けて盛り上げていく。オーケストラ作品としても独立できるような見事な音楽。
「E.T.」の音楽といえば「5」が頭に浮かぶけれども、それ以外にもすばらしい音楽がたくさんある(「3」、「6」、「7」など)。
ちなみに、J・ウィリアムズがボストン・ポップスと録音したのは、この「5」に「8」の終結部を繋いだもので、先日の「題名のない音楽会」で演奏されたのも同じ形。
単に、映画の中で使われた音楽を寄せ集めたということではなく、あたかも「組曲」のように構成されていて、通して聴いても楽しめる。
CDになってから「完全版」も出ているので、全ての音楽を聴きたい方はそちらを。
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