ダニー・ボーイ 100%
CD
■ ダニー・ボーイ 100%
アイルランド民謡「ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)」の様々な演奏家による録音を集めたCD。
収録内容は下記の通り。
1.マリオ・ランツァ(歌)
2.ゴールウェイ(フルート)
3.ストルツマン(クラリネット)
4.フィードラー&ボストン・ポップス(弦楽合奏)
5.ストコフスキー&交響楽団(グレインジャー編曲版)
6.ロバート・ホワイト(歌)
7.オーラ・ハーノイ(チェロ)
8.ピーター・ネロ(ピアノ)
9.アル・ハート(トランペット)
10.ザ・チーフタンズ(?)
11.ロジャー・ウィテカー(ギターと歌)
12.ケイト・スミス(歌)
まず、最初の「1」がとてもいいのだ。モノラル録音。いかにも『古き佳きアメリカ』といった趣の情感がある歌声。
「2」はゴールウェイの十八番。
「3」は無伴奏。しみじみと、ジャズ的なフィーリングも。
「4」はライブ録音。客席はずいぶんとざわつき、どうも食事をしながら聴いているようだ。でも、演奏はとてもいい。フィードラー、侮るなかれ。
「5」はグレインジャーによる編曲。いわゆる「ストコフスキー・バージョン」で、なかなか面白い。前半部でメロディを吹いているのはユーフォニウムだろうか?
「8」「9」「11」はリラックスした雰囲気。
「10」はなぜか「2」と同じ演奏。両方のメンツを立てた??
メロディがシンプルなだけに、それをどのように扱うかというところが面白く、変化に富んでいるので、続けて聴いても結構楽しめる。前に書いたように重複している演奏があるのは解せないけれど...。
個人的には特に前半(特に「5」まで)が気に入ってます。
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