グレインジャー 行方不明のお嬢さんが見つかった(ガーディナー)
CD
■ P・グレインジャー作曲/行方不明のお嬢さんが見つかった
▲ E・ガーディナー指揮/モンテヴェルディ合唱団と管弦楽団
1995年録音。吹奏楽のために書かれた組曲、「リンカンシャーの花束」の終曲の原曲。
16小節のメロディ(踊り歌)が何度も繰り返され、変奏される。
歌詞の内容はこんな感じ...。
「叔父さんと一緒に暮らしていた娘がジプシーにさらわれ行方不明になる。その叔父は疑いをかけられ牢屋に入れられてしまう。心配した彼女の恋人が世界中を探し回り、ついに彼女を見つけて一緒に故郷へ戻ってみると、叔父がまさに処刑される寸前、間一髪で助けることができる。二人の結婚を祝して町中の鐘が鳴らされる。」
音楽は歌詞の内容(ドラマ)を見事に音にしていて、最後は戻ってきた娘を祝う鐘の音が村中に鳴り響く大団円。
たった3分弱の音楽の中に、なんと見事に物語を織り込んでいることか!!
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