プロコフィエフ 古典交響曲(チェリビダッケの映像)
DVD
■ プロコフィエフ作曲/交響曲第1番「古典交響曲」
▲ C・チェリビダッケ指揮/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
1988年の収録。前半はリハーサル風景。後半は通し演奏。通し演奏も含めて、全員カジュアルな服装。
同じDVDに収録されている「新世界交響曲」(1991年収録)と同様に、その昔LDで発売されていたソフト。
LD2枚分が1枚に収録されているのでお買い得ではあるけれども、海外盤でもあり、残念ながらLDの様に日本語字幕が付いていない。
英語字幕でも大体分かるけれども、字幕を読もうとすると、そちらばっかりに気を取られてしまう(私の語学力の問題ではあるのだけれど...)。ちなみにリハーサルはドイツ語。
例によって、スコアを置かずに暗譜でリハを進めるけれど、リハーサル番号は覚えていないようで、「今どこ?」と、都度コンサートマスターに確認する。
そして、最後の通し演奏は素晴らしい。
「新世界」の3年前だけれども、チェリは元気いっぱいで、音楽の表情も多彩だし、もちろん椅子に座ることもない。指揮をしながら声を出して歌う場面もある。
遅いテンポの第2楽章は全く別の世界が広がってくる。リハーサルでは、ここを控え室で準備をしているバレリーナの様子に例えていた。
また、第3楽章のエンディングの指揮(?)なども本当に洒落ている。
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