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W・シューマン ニューイングランド三部作(コステラネッツ)

music CD

 ■ W・シューマン作曲/ニューイングランド三部作

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 ▲ A・コステラネッツ指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック

 1958年録音。
 
 この曲はコステラネッツの委嘱により作曲され、1956年10月28日にコステラネッツ指揮のマイアミ大学交響楽団によって初演されている(ニューヨーク初演は同じ年の11月3日)。

  1.喜びあれ、アメリカ
  2.イエス、涙を流し給うとき
  3.チェスター

 作曲者自身による吹奏楽版もあって、中でも「チェスター」は独立して、かつては頻繁に演奏されていました。

 なお、吹奏楽版は原曲よりも拡大して再構成されていて、演奏時間も長い(「チェスター」はほとんど2倍)。

 例えば「チェスター」冒頭のコラールは、原曲では木管楽器によって1回だけ演奏されるけれど、吹奏楽版ではもう1回、全奏で繰り返される。

 「イエス…」のオーボエとファゴットのソロは、吹奏楽版ではコルネットとユーフォニウム。

 オケ版(原曲)はコンパクトではあるけれども、「チェスター」などはあっという間に終わってしまう感じもする。

 「1」はティンパニが大活躍。「3」の後半は『軍楽風』に勇ましい。

 コステラネッツというと『ライト・ミュージック(=軽い)』という印象があって、この演奏も最初は全く期待していなかったのだけれども、聴いてみると、これがとてもイイ。

 オケがニューヨーク・フィル(バーンスタイン時代が始まった頃)ということもあるのだろうけれども、パワフルでメリハリがあり、「チェスター」も勢いがある。筋肉質なサウンドのブラス。2曲目も意外に起伏のある音楽を作っている。

 元々録音の数が多い曲ではないけれども、単に『委嘱者/初演者による』という以上の素晴らしい演奏。

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コメント

「チェスター」序曲ですか。
懐かしいですね。
学生時代の最後の学年のコンクールの自由曲。
故・大室勇一先生に、懇切丁寧に指導していただいたのを、思い出します。

投稿: T.C | 2011/10/22 00時17分

そう言えば、部室に譜面が置いてあって、遊びで吹いてました。すごく難しかったです...^_^;;)

投稿: S | 2011/10/22 10時26分

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