映画「マンハッタン」(サントラ盤)
CD
■ 映画「マンハッタン」(オリジナル・サウンドトラック)
▲ Z・メータ指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
ウディ・アレン監督・主演の映画「マンハッタン」のサウンド・トラック盤。全編、ガーシュウィンの音楽が使われている。
最初はグラフマンのピアノによる「ラプソディ・イン・ブルー」で始まり、後半はトム・ピアソンの編曲によるガーシュウィン作品のメドレーとなるが、この部分が最高に楽しいのだ。
編曲も素晴らしく、TVなどでも耳にするメロディも現れ、「この曲もガーシュウィンだったのか」と思う人もいるのではなかろうか(私も最初そうだった)。
最後は「ストライク・アップ・ザ・バンド(STRIKE UP THE BAND)」で盛り上がった後に、「バット・ノット・フォー・ミー(BUT NOT FOR ME)」でしっとりと終わる。
早い話が、「パリの喜び」(オッフェンバック/ロザンタール編)のニューヨーク(ガーシュウィン)版。
上記の他に、D・ヘイマンなどによるジャズ・トリオ/クインテットが2曲挿入される。
「ラプソディ…」はグロフェ編曲のフル・オーケストラ版。若干スコアの変更はあるけれども、ノー・カット。
この演奏も中々良くて、LP時代はB面(後半部)ばかり聴いていたけれども、改めて聴いてみると、最初の「ラプソディ…」から通して聴いて楽しむものだと思う。
こちらが収録曲目(画像クリックで拡大します)。
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