モーツァルト オーボエ協奏曲(コンチェルト・ケルン)
CD
■ W・A・モーツァルト作曲/オーボエ協奏曲
▲ コンチェルト・ケルン
1990年録音。オーボエ独奏はM・ニーゼマン。
その昔、某楽器屋さんでやっていたCD在庫一掃安売りセール。そこで「安い」という理由だけで、何も考えずに買ったCD(モーツァルトの管楽器のための協奏曲集)。
その時は団体名すら知らなかったのだけれども、これがとても面白くて、お気に入りのCDになった。
いわゆる古楽器による演奏なので、ソロはぎこちない感じがするけれど(「のだめ」の黒木クンみたいに流麗にはいかない)、素朴な味わいがする。
それも含めて、少人数による活き活きとしたアンサンブルが魅力的だし、こういった演奏で聴くと、オケのパートも単なる伴奏に終わらずに、とてもよく書けているのに驚く(これは他の協奏曲でも同じだけど)。
この曲から編曲されたのが「フルート協奏曲第2番」(一音上げてニ長調になっている)。こちらも、フルート吹きにとっては定番ともいえる曲だけれど、個人的にはオリジナルのオーボエ版の方が好き。
| 固定リンク
コメント