シネマ・セレナーデ(パールマン&J・ウィリアムズ)
CD
■ シネマ・セレナーデ
▲ J・ウィリアムズ指揮/ピッツバーグ交響楽団
I・パールマンのヴァイオリン。1996年録音。
「カラー・パープル」のテーマに始まり、メロディックな映画音楽を13曲収録。
J・ウィリアムズ作曲「遥かなる大地へ」はグレインジャー風の楽しい音楽。
懐かしい「シェルブールの雨傘」、「愛と哀しみの果て」、「黒いオルフェ」、サントラでもパールマンが弾いた「シンドラーのリスト」。
最後、トドメは「ニュー・シネマ・パラダイス」から「愛のテーマ」。ヴァイオリンのソロのメロディをフル・オーケストラが引き継ぐと、過去の色々な出来事が一気に押し寄せてくる。
オケは(ボストン・ポップスではなく)ピッツバーグ響で、これは正解だったのでは。プレヴィン、マゼール、ときて1997年からM・ヤンソンスが音楽監督になる時期。華やか一方でない、いい音がしている。
パールマンのヴァイオリンも、ヘンに崩したり、自己主張したりしない所がいい。素直に曲を楽しめる。
▲ 収録曲(画像クリックで拡大します)
好評だったためか続編も出ていて、こちらはボストン・ポップス。
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