シチェドリン 古いロシアのサーカスの音楽(シナイスキー)
CD
■ R・シチェドリン作曲/古いロシアのサーカスの音楽
▲ V・シナイスキー指揮/BBCフィルハーモニー
1996年録音
「管弦楽のための協奏曲第3番」。ちなみに、第1番は「お茶目なチャストゥーシュカ」、第2番は「鐘」。
シカゴ交響楽団の委嘱で作曲され、L・マゼールの指揮で初演。
全くタイトル通りの曲で、「ペトルーシュカ」の第1、4場、あるいはサティ作曲「パラード」を思わせる雰囲気。
打楽器や鳥の声など面白い音も聞こえ、最後は遠くへ消えて行った後に、短い結びの音楽で閉じる。
基本的にサーカスを観ている(外)側からの音楽。フェリーニ監督の映画「道」に付けられたN・ロータの音楽は、反対側からのもの。
第2番と違って分かり易く、なかなか楽しい曲ではあるものの、演奏時間24分。その割には、今一つ起伏に乏しい感も...。
カップリングは「交響曲第2番『25の前奏曲』」。演奏時間55分...こちらは、まだ聴いてません
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