伊福部昭 ロンド・イン・ブーレスク(吹奏楽版)
CD
■ 伊福部昭作曲/吹奏楽のためのロンド・イン・ブーレスク(原典版)
▲ 福田滋指揮/リベラ・ウィンド・シンフォニー
「奏楽堂の響き」というアルバムの中に収録。2006年のライブ録音。黛さん、芥川さん、團さん...懐かしいお顔が並んでいます。
この曲には下記の3つの版がある。
【1】原典版(1972年、東京佼成吹奏楽団の委嘱で作曲)
【2】改訂版(1977年、東京音楽大学のために改訂)
【3】管弦楽版(1983年)
これは「1」による録音(LP時代の佼成WOの録音も「1」?)
伊福部さん自身は、「作品は最終的なスコアがベスト」という考えから、「2」による演奏を希望されていたらしいけれど、結局『編成の都合』で「1」での演奏になったとのこと。
記載されている楽器編成(出演者リスト)を見ると、一般的なウィンド・アンサンブル編成(クラリネットは6本)。「改訂版」はさらに特殊楽器等を入れた大編成ということなのだろうか。
だからといって不満があるわけではなく、吹奏楽版が聴けるのは嬉しいし、この演奏で十分楽しめる。この曲に関しては吹奏楽版の方が好きだ。
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