スパーク 祝典のための音楽(スパーク&東京佼成WO)
CD
■ P・スパーク作曲/祝典のための音楽
▲ P・スパーク指揮/東京佼成ウィンドオーケストラ
1992年録音。続けて演奏される「急-緩-急」の3つの部分から成る。
オリジナルはブラス・バンドのために書かれた作品で、1987年に吹奏楽編成に編曲。
同様の作品としては「オリエント急行」「ドラゴンの年」などがあるけれども、正直、スパークのこのパターンの曲(金管バンド→吹奏楽)、木管楽器のソロの扱いは今ひとつだと感じている(つまり、金管楽器のような効果は上がっていない)。
この「祝典のための音楽」でもユーフォニウムのソロがファゴットの置き換わっているけれど、確かに音域や音色は似ているけれど、全く別の楽器であり、中間楽章のゆったりとした『歌』などは、どちらに向いているかと言われれば、間違いなくユーフォニウムであろう。
こちらはオリジナルのブラス・バンド版による録音。
▲ Michel Leveugle 指揮/Brass Band Midden Brabant
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