落ちた
私が大学4年のときに、以前所属していたT市吹奏楽団に入団。そこでの最初のコンサートで演奏したのがA・リード作曲の「アルメニアン・ダンス パート1」だった。指揮はA・K先生。
その時、この曲の終曲「行け、行け」(4分の2拍子の速い部分)の冒頭、全員で和音を「♪ジャン!」と演奏する所で入り損ねてしまったのだ。いわゆる<落ちた>という状態。ちゃんと休みの小節数は数えてはいた、が直前になってものすごく不安になってきて、「自分だけ飛び出したらどうしよう??」という妄想(?)が頭の中を駆け巡り...結局入れなかった。私が担当していたPiccoloパートは和音の前に装飾音が入るために、尚更気になってしまった。
今ならば、イヤというほど聴いている曲、小節数なんか数えなくてもまず入れると思うが、当時はほとんど<新曲>(完成されたのは1972年だけど、当時は今と違って吹奏楽のレコードがほとんど無かったため知名度は低かった)。その頃ようやく演奏され始めたという状況だった...と、以上言い訳。
二十数年前のことではあるが今でもハッキリ覚えている、何故か忘れられない出来事だ。
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