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2005.06.30

ホルジンガー

 ある筋からの情報によると、T吹奏楽団でホルジンガーの作品を<初めて>取り上げるらしい。30年以上の歴史のある楽団なんだから、ホルジンガーの1曲くらい演奏してもバチはあたらないだろう。ここら辺は、指揮者の好み、守備範囲がはっきり出ている。

 曲は「春…」ではなくて「大空…」だろうか。「大空…」の楽譜は私が在団中に購入したものの、結局ボツになり、ずーっと楽団の楽譜庫に眠っていたはずだ。この曲、今所属しているA吹奏楽団で演奏したかったんだけど、先を越されてしまった。

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2005.06.28

A・Tさん

 A・TさんはT吹奏楽団でご一緒させていただいたファゴット奏者(とても上手だった!)。小学校の先生をされていたこともあって、団員からは「A先生」と呼ばれて親しまれており、演奏会ではいつも教え子らしき子供が沢山<A先生>の許に来ていた。

 ピアノの腕も素晴らしく、団員でビッグ・バンドを組んで演奏するときは、A先生のピアノ無しには考えられない程で、本当に楽しそうに演奏するその姿・表情は、いまでもはっきりと覚えている。

 ある時期から身体を壊されて入院をするようになり、やがて故郷へ帰ることなったために、T吹奏楽団は退団されることになった。そして、楽団へ最後の挨拶に見えたとき、

 「Sクン、これあげるよ」

 そう言って、私にくれたのが指揮棒だった。学校で使っていた(使おうとしていた)ものだろうか。その指揮棒は現在私がA吹奏楽団で指揮をするときにずっと使っている(いた?)ものだ。

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2005.06.26

読書

 河島みどり著「ムラヴィンスキーと私」を読んだ。ムラヴィンスキー(1903-1988)はレニングラード・フィルの芸術監督を務めたソビエトの大指揮者。ショスタコーヴィチと親交が深く、彼の多くの作品を初演している。私が最高に<スゴイ>と思っている指揮者。

 ムラヴィンスキー曰く...「(音楽は)正しいかどうかではない。説得力が有るかどうかだ。」

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2005.06.25

リハの後

 コンクール後(来期)の楽団の体制について話し合い。率直な感想は「(まだ)層が薄い」だろう。これは、以前所属していたT吹奏楽団へ顔を出すと本当に実感する。つまりT吹奏楽団は実に豊富な多くの<人材>を擁している(それで揉めることも多いようだけど)。この差はどこから出てきてしまっているんだろうか。

 今は「歴史が浅いから」という言い訳も出来るが、10年後に同じ言い訳をするような状況を避けるためにも、「人を育てる」が大きな課題だと思う。

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2005.06.23

コンクール

 コンクールについては楽団によってスタンスは様々だろう。もちろん参加しない楽団も多いし、そういう楽団だって立派に活動を行なっている。

 とにかく参加するからには、自分たちの力(技術的なものだけではなく)を<試す>という面もあるだろうし、当然のことながらより上の賞を目指すし、そのために(私も含めて)自らの技術を磨けばいい。ただし、<コンクールで良い成績をとる>というのが最終目的の楽団ではない(と私は考えている)ので、そこは見失わないようにすべきだと思う。

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2005.06.22

「第六」ふたたび

 久々に「第六の幸福をもたらす宿」のオケ版のCD(ヒコックス&LSO盤)を聴いてみた。第3楽章前半が意外に<重い>表現だったのにびっくり。後半の「愛のテーマ」の再現では、やはり弦のサウンドだろう。微妙にポルタメントもかかっていたりして、いかにも「ハリウッド!」的な雰囲気が素晴らしい。

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2005.06.20

Kさんと

 Kさんと飲んだ。

 Kさんは私が以前所属していたT吹奏楽団の先輩であり、団長も務めておられた方。団員時代はいろいろな面で本当にお世話になった。今は2人ともT吹奏楽団を離れていているが、お付き合いはさせていただいている。

 先日の演奏会に来ていただいたお礼も申し上げたけれど、どうしても互いの<生活>の話題が多くなる。20代30代の若い頃一緒に音楽をやっていた仲間、今は本当にそれぞれの道を歩んでいる。就職し、結婚して家庭を持ち、子供が生まれ、自分だけでなく身の回りには色々なことが起きて...笑って話はするけれど、そんな簡単なものではない。

 「今度、みんなで家族と一緒に温泉へ行こうや!」

 本当にそういう日が来ればいいなぁ...。


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2005.06.18

リハ

 今日から8月の吹奏楽コンクールへ向けての練習が始まった。

 課題曲は(2)マーチ「春風」、自由曲は「第六の幸福をもたらす宿」から。2曲とも先週の演奏会で演奏したばかりなので、1ヵ月後のコンクール本番までどうやってテンションを持っていくかが難しいだろう。

 演奏会では「春風」はアンコールだったし、「第六…」も細部よりも雰囲気(曲想)重視のところがあったので、やるべきことは沢山ある。

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2005.06.17

スコア

 久々に銀座のヤマハへ行ったら、「第六の幸福をもたらす宿」(アーノルド)のオーケストラ・スコアを売っていた。こんな曲(?)のスコア、一般の人はまず買わないだろうから(高いし)、やはり吹奏楽関係者向けか。立ち読み(失礼)で気になっていたところを何箇所かチェック。第1楽章の「4分の3拍子」の小節、確かに「4分の4拍子」に変わってました。

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2005.06.16

録音

 演奏会での録音を早速ネットにアップしてくれたので何曲か聴いてみた。

 こういうのは、演奏会直後だと当日の印象が残っていて、なかなか客観的には聴けないものだけれども、バランスはもちろん、ステージ上では気付かなかったことが色々と見えてきたりして、とても面白い。

 自分たちの演奏、基本的には<贔屓目>に見てしまうものだと思うが(自分の子供の写真を年賀状に使う親の心境と同じか...)、これを10年後、20年後に聴くと、また別な面白さがあるだろう。

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2005.06.14

評判

 演奏会についての感想などをいろいろな方から伺ったのだが、年配(お年寄り?)の方に圧倒的な支持を得たのがアンコールで演奏した「八木節」(岩井さん編曲)。そして、私と同年代の吹奏楽関係者は「チェスター」を話題にし、若い世代は「第六…」か。まあ、自画自賛すれば「幅広い層に支持を得た」というところだろうか。

 満員のお客様の前で演奏して、沢山の拍手を頂ける...そういう演奏会を続けていければと思うけれども、これは決して簡単なことではないだろう。

 私の勤める会社の創業者が「(売れる商品を作るためには)客の半歩前を歩け」と言っていた。1歩前へ出てしまっても、並んでしまってもダメなのだ。

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2005.06.12

定期演奏会本番

 昨年以上の多くのお客様に来ていただき(目算700〜800人?)、それが一番ほっとしている。こういう<形>としての結果・実績を積み重ねていくことが、今の楽団にとって必要だと思うからだ。そしてもう一つは、良い意味での<安定>だろう...。

 T吹奏楽団関係者にも沢山来場いただき、本当にありがとうございました。特に、A・K先生。先生がお得意そうな曲ばかりを振ることになってしまい、非常に緊張しました。

 まずは、聴きに来ていただいたお客様、演奏会開催に当たってご協力いただいた皆様に感謝の意を表します。ありがとうございました。

 演奏会についての詳細は後日...。

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2005.06.10

あと1回

 冷静に考えれば(考えなくても)今度の日曜日が演奏会本番。

 以前の楽団では「日曜日練習&土曜日本番」というパターンだったために、「最後の練習」の<1週間後>が演奏会本番だった。そのため「あと1回練習がある」という状況について、1週間分感覚がずれているのかもしれない。

 それはともかく、今回の演奏会で重要なソロを受け持つ方々は、相当に緊張された日々を送っているのではないかと想像する。

 私たちは年に1回しか定期演奏会(大きな演奏会)を行なっていない。また、そこで演奏する曲は当分は演奏する機会は無いだろう。つまり「一発勝負」的な部分があって、その緊張がいい結果を生んでくれることを願うばかりだ。

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2005.06.09

いい演奏を

 前も書いたけれども、要は<ファン>を作ることだと思う。これは技術の問題ではなくて、失礼な言い方をお許し願えば、明らかに<上手くはない(=下手な)>バンドであっても、そのバンドの演奏(会)を楽しんでいる人も沢山いるのだ。

 「オレたちの方が<上手い>じゃないか」という理屈は通用しない。もちろん「上手な演奏」を目指すのは大切だけれど、それはほんの一面でしかないし、そこにだけ目が向けられていると、結局は<自己満足>で終わってしまうだろう。

 人と同じ。まずは<自分>というものを持つことだ。

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2005.06.08

台風接近!?

 今度の日曜日が演奏会本番なのだけれども、台風が接近しているという情報が...。

 天気図を見た私の予想では、当日には通り過ぎていて「台風一過の晴天」となるはずだ...と、こればっかりは祈る以外にどうしようもない。それより、前日のT吹奏楽団の定期演奏会の方が直撃の可能性があるような。

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2005.06.07

アマチュア

 T吹奏楽団のフルート奏者のうち3人とは、彼女たちが高校生の頃からの付き合い(?)になる。途中、紆余曲折があったものの、結局3人とも10年、20年と<趣味で>楽器を吹き続けている。もちろん本職(仕事)は他に持っていて、将来プロ(職業音楽家)になろうなんて考えていないだろう。

 また、ある団員は国立音楽大学でピアノを専攻、卒業後はピアノの先生をしているのだが、楽団には副科で習ったというオーボエで参加しているそうだ。その昔、芸大生(指揮科、作曲科)が高校時代吹いていたクラリネットで参加していたこともあった。

 こういう形での音楽(楽器)との付き合い方が、まさに<アマチュア>の市民楽団なんだろうな、と思うのだ。

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2005.06.05

T吹奏楽団の練習へ

 以前所属していたT吹奏楽団の練習へ顔を出した。個人個人とは話をしたりしているのだけれども、練習場には3年半ぶり。彼らも本番前の最後の練習ということで全曲通していたのだが、結構ヒヤヒヤする場面や、明らかに消化不良の部分も。まあ、他所様の事はあまり言えないけど...。

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2005.06.04

リハ

 通し練習にて本日の事故「2件」。幸いにも止まりはしなかったが、小節数は少なくなった(!?)。要は「こういうことも起こり得る」ということで、そういう意味では良いリハ(経験)になったのではないか...と前向きに考えよう。

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2005.06.03

A先生

 確かにA・K先生の棒は分かりづらかった。でも、その先にある<音楽>に惹かれて、私(たち)は必死に付いていったのだ。単に<分かりやすい>というのならば、メトロノームに合わせればいいのだから。

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2005.06.02

飛鳥

 その昔、T吹奏楽団で「飛鳥」を演奏したとき、冒頭のフルート・ソロを吹いたのがK君だったはずだ。当時、まだ「改訂版」は存在していなくて、いわゆる「原典版」(秋山和慶さんが佼成WOを振って録音している楽譜)での演奏だった。

 そして指揮をされたA・K先生。最後のホルンの「ほら貝」の後、次第に速まっていくリズム、「♪カッ、カッ、カッカッカッ...」の部分の棒では、まさに目が点になった。「(わ、分からないよー!)」...しかし、文句は言わない。必死に食らい付いていったものだ。

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