ニールセン 劇付随音楽「アラジン」(ロジェストヴェンスキー)

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 ■ ニールセン作曲/劇付随音楽「アラジン」

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 ▲ G・ロジェストヴェンスキー指揮/デンマーク国立交響楽団

 1992年録音。「アラジン組曲」のオリジナルである劇付随音楽。

 演奏時間80分弱。音楽的に重複する部分や、台詞のバックで演奏される部分など若干のカットはあるけれども(CD1枚に収めることもあるのか)、聴いて楽しむ分には問題無し。

 異国情緒はもちろん、ニールセンらしいおおらかな音楽が聴ける。なかでも、組曲にも含まれる行進曲や舞曲が並んだ第3幕が楽しめる。

 ロジェストヴェンスキーは妙に気の抜けた演奏もあるのだけれども、ここでは絶好調。気合いを入れるような唸り声も聞こえ、オーケストラを派手に豪快に鳴らしている。もちろんコーラス入り。

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都響 A定期(フルシャ)

 ◆ 東京都交響楽団 第844回定期演奏会

 20171211

 指揮:ヤクブ・フルシャ

  ドヴォルザーク作曲/序曲「オセロ」
  マルティヌー作曲/交響曲第2番
  ブラームス/交響曲第2番

  
 後半のブラームスは、(いわゆる)ドイツ的な重厚さとは異なった味わい。瑞々しい情感を感じさせ、後半は躍動感もあり盛り返したけれど、最初の方は今一つ噛み合わなかったような。

 それに比べると前半の2曲は、なじみの薄い曲ではあるけれども、音楽を自身の手中に収めているような熱を感じさせる演奏。特にマルティヌーが楽しめた。

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N響 C定期(デュトワのストラヴィンスキー)

 ◆ NHK交響楽団 第1874回定期演奏会

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 指揮:C・デュトワ

  ストラヴィンスキー作曲/幻想的スケルツォ
  サン=サーンス作曲/ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」(独奏:ジャン・イヴ・ティボーデ)
  ストラヴィンスキー作曲/バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)

 NHKホールにて。

 「火の鳥」のバレエ全曲版はデュトワの面目躍如。この曲を完全に自身の音楽としている感があり、「さすが!」といった感じ。

 デュトワさん、80歳を超えていらっしゃるようだけれども、全く衰え(年寄臭さ)を感じさせず、エネルギッシュで、テンポの速い部分や、複雑なリズムなども見事に捌く。なおかつ、音楽に深みが増してきたように感じた。

 あえて言えばバンダが入っていなかった(舞台上の楽器で代用)ことが気になったけれど、それで物足りなさは感じませんでした。

 前半2曲も◎。

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ショスタコーヴィチ 交響曲第4番(フェドセーエフ)

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 ■ D・ショスタコーヴィチ作曲/交響曲第4番

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 ▲ V・フェドセーエフ指揮/モスクワ放送交響楽団

 2004年のライブ録音。

 土臭さはないけれども、ティンパニや低音金管の重量感のあるサウンドが、音楽全体を締めてくれている。

 第3楽章(短いカット有)の「いかにも」といった感じの自由なトロンボーン・ソロがいい。

 第1楽章の弦楽器による高速フーガの部分はもう少しスピード感がほしいけれど、逆に、その後がカオス状態にならずに済んでいる。

 ただ、曲の終わりが終わりだけに、演奏後の拍手はカットしてくれた方が嬉しかったかも。

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N響 A定期(デュトワのラヴェル)

 ◆ NHK交響楽団 第1873回定期演奏会

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 指揮:C・デュトワ

  ラヴェル作曲/古風なメヌエット
  ラヴェル作曲/クープランの墓
  ラヴェル作曲/左手のためのピアノ協奏曲(独奏:ピエール・ロラン・エマール)
  ラヴェル作曲/道化師の朝の歌
  ラヴェル作曲/スペイン狂詩曲
  ラヴェル作曲/ボレロ

 NHKホールにて。

 久々のデュトワのラベル。相変わらずのふわっとした感触の軽いサウンドとしなやかなリズム。意外にじっくりと曲を作り込んでいて、特に後半が良かった。「ボレロ」の盛り上がりも十分。

 ただ、「クープラン…」は編成が薄いだけに木管楽器にもっと存在感がほしかった(特にオーボエ)。

 以下、余談ですが...

 休憩時間の男子トイレが大混雑。開演のベルが鳴ってもいまだに長蛇の列。あのキャパのホールにしてはとても狭い。拡張工事の予定は無いのだろうか...(サントリーホールみたいに)。

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都響 C定期(小泉和裕)

 ◆ 東京都交響楽団 第843回定期演奏会

 20171130

 指揮:小泉和裕

  モーツァルト作曲/交響曲第35番「ハフナー」
  ブルッフ作曲/ヴァイオリン協奏曲第1番(独奏:堀米ゆず子)
  R・シュトラウス作曲/交響詩「ドン・ファン」
  R・シュトラウス作曲/交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

 東京芸術劇劇場にて。「ティル…」はオプションのトランペット、ホルンは加えないで演奏。

 久々に拝見した堀米さん、デビュー当時のアイドル的初々しさからずいぶんと落ち着きと貫禄が出ていたけれど、相変わらず素敵でした(演奏も)。

 前半のモーツァルトはちょっと眠かったけれど(お昼を食べた後だったので)、後半のシュトラウスは熱の入った演奏。ただ、「ティル…」の前で奏者が席に着くや否や曲が始まり、ちょっと落ち着かず。

 帰り際、お土産にお菓子をもらいました。

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ファリャ オペラ「はかなき人生」(ロペス・コボス)

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 ■ M・ファリャ作曲/オペラ「はかなき人生」(全曲)

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 ▲ J・ロペス・コボス指揮/シンシナティ交響楽団

 1992年録音。

 オペラのストーリーは、ジプシーの娘(サルー)が恋人(パコ)に裏切られ、パコの結婚式で息絶える...というシンプルなものだけれど、とにもかくにも、ファリャの音楽が素晴らしい。

 登場人物によるアリアもさることながら、後半第2幕の婚礼の場面、有名な2曲の「スペイン舞曲」、2つの間奏曲など、オペラの本筋とは離れたところの音楽が実に魅力的なのだ。

 この録音では歌(ガブリエル・モレノ)、フラメンコ・ギター(カルメロ・マルチネス)、フラメンコ・ダンサー(ルセロ・テナ)に『本職』の奏者を起用しているので、なおさら盛り上がる。

 特に、ルセロ・テナが加わる「スペイン舞曲」は聴きもの。

 結果、オペラのストーリーの印象は薄まってしまうのだけれど、音楽そのものは有名な「三角帽子」に負けないくらい楽しめ、コーラスが加わるのも華やかな雰囲気を増している。

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【雑記】 奥大井湖上駅(大井川鉄道)

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 大井川鉄道に乗って「奥大井湖上駅」へ行ってきました。平日だったので、駅で降りたのは私たちだけ。

 全景は以下のページをご覧ください。

 http://oigawa-railway.co.jp/okuohi2017

 レインボーブリッジの井川方面へは、線路と並行して歩行者用通路があって、橋を渡ることができます。

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 写真を見ると怖そうですが、足元が透けているわけではないので、そんなに恐怖感は無いです。

 渡った先には階段があり(上の写真の遠くに見えるトンネルの横)、それを上るとバス停、撮影スポットへ(徒歩20分)。また、次の駅「接阻峡温泉」までの遊歩道へ通じています。


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 渡った先(トンネルの横)から駅方面を望む。


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 反対の千頭方向へは歩行者は渡ることができません。


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 駅のホームから少し階段を上ったところに「レイクコテージ奥大井」という休憩所(トイレ付き、売店などは無し)があり、そこで持参したお弁当を食べました。


 マップは以下をご覧ください。画像クリックで拡大します。

 Ooigawa

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ラトル&ベルリン・フィル(ミューザ川崎)

 ◆ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会

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 指揮:サイモン・ラトル

  ストラヴィンスキー作曲/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
  陳銀淑作曲/Chorós Chordón(ベルリン・フィル委嘱作品)
  ラフマニノフ作曲/交響曲第3番
  【アンコール】
  プッチーニ作曲/オペラ「マノン・レスコー」から「間奏曲」

 ミューザ川崎シンフォニーホールにて。

 兎にも角にも素晴らしいオーケストラ・サウンドを堪能しました。

 厚みのあるパワフルな弦、「ペトルーシュカ」での管楽器のソロ。ラフマニノフでは冒頭のチェロ、クラリネット、ホルンの最弱奏のソリに持っていかれました。

 2曲目はよく分からなかったけれども、他の曲の引き立て役にはなりました。

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N響 B定期(ソヒエフ)

 ◆ NHK交響楽団 第1872回定期演奏会

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 指揮:トゥガン・ソヒエフ

  プロコフィエフ作曲/組曲「キージェ中尉」
  プロコフィエフ作曲/スキタイ組曲「アラーとロリー」
  プロコフィエフ作曲/交響曲第7番

 サントリーホールにて。

 交響曲は盛り上がって賑やかに終わるエンディング。ただ、プログラムには「(前略)賑やかな別エンディングを作成したが、プロコフィエフはあくまで当初の結尾を本来的と考えていた」とは書かれています。

 いずれの曲も、指揮もオケも素晴らしかったけれども、今一つ『共感度』が薄いような(特に交響曲)...。

 「キージェ中尉」の舞台裏のコルネット(井川さん)は◎。

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